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アトピー性皮膚炎、じんま疹、アレルギー性の気管支喘息や鼻炎、
花粉症などは同じ原因によって引き起こされ、
T型アレルギーに分類されます。
通常、花粉やチリ、ダニ、バイ菌などの体にない異物(抗原とかアレルゲンと呼ぶ)が
体内に侵入すると普通人であれば、最強のIgEは、
血液100ml中に100単位ぐらいしかマスト細胞から飛び出しません。
ところがアレルギー体質の人は、5倍から100倍、
多い人は1万単位も飛び出すのです。
そして困ったことにちょっとした悪さをするのです。
マスト細胞に「これから戦に行くぞ」という合図の
強い刺激を与えて飛び出すのです。
すると、同じマスト細胞に住んでいたヒスタミンや
ブラジキニンといった化学伝達物質も、刺激を受けて血中に飛び出し、
量が増えると不快なアレルギー症状を引き起こすのです。
例えば多量のヒスタミンが気管支に行くと、気管支が収縮し、
内部の粘膜が腫れ、粘液の分泌が激しくなって呼吸が困難となり咳き込み、
気管支喘息が起きるのです。
鼻の粘膜に行けば、同じ症状が起きてアレルギー性鼻炎となり、
目の粘膜に行けば、腫れっぽく涙が止まらずアレルギー性結膜炎となります。
これが花粉症です。
そして皮膚の真皮まで行くと、刺激を受けてじんま疹が発生します。
そして、その上の表皮まで行くと強い痒みが起きます。

心臓や胃が痒いということがないのは、
痒みを伝える掻痒点が内蔵にはないからです。
この掻痒点は皮膚の真皮と表皮との境界面に広く存在し、
ヒスタミン等の化学伝達物質が、
これを刺激して生じるのがアトピー性皮膚炎なのです。
また表皮の厚みはわずか1mm足らずなので、
水分を15%以上を含まなければ、
外からの刺激を掻痒点が受けて痒みを生じ易くなります。
アトピー肌の人の大半は、水分の不足した乾燥肌の方でもあるのです。
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