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吸い込んでアレルゲンになりやすいものとしては、
ホコリやダニなどのハウスダスト、犬猫、小鳥などの毛や
フケ、カビ、杉、松、ブタクサなどの花粉が挙げられます。
したがって、窓を時々開いて、サッシ窓で密閉された室内空気の換気が必要です。
特に室内の掃除や寝具の出し入れには、このことに注意してください。
ペット動物の飼育も、アレルギー体質の子供さんのおられる家庭では、
できるだけ避けた方が良いでしょう。
また花粉を防ぐマスクが市販されていますので、
花粉の飛散時の外出には、着用をお勧めします。
食物については、個人の遺伝体質が異なりますので、
一概に何が良い、悪いはいえませんが、
統計的には玉子(特に生玉子)や牛乳が
アレルゲンになりやすいことが知られています。
したがってアレルギー体質のお母さんから生まれた赤ちゃんの離乳は
できるだけ遅らせた方が良いとされます。
離乳食の大半は玉子と牛乳を主成分として作られており、
早期摂取はアレルギー発病の引き金となる危険性があるからです。

T型アレルギーの発病予防には、便秘の改善もぜひ必要です。
私たちは、防腐剤、安定剤、着色剤、残留農薬といった体にとっての異物は、
ほとんど吸収せず便として排出しています。
しかし3日以上排便されず、腸内に長時間滞在する便秘の状態が続くと、
腸が大切な栄養分と錯覚して再吸収をはじめ、
多量のアレルゲンが体内に入ってアレルギー発病の原因となるのです。
これを防ぐためには、ニンジン、ゴボウ、切干ダイコン、タケノコ、
ワカメ、ヒジキ、サツマイモといった食物繊維をしっかりと摂り、
便秘の解消をはかることです。

また砂糖の大量摂取も控えたいものです。
せっかく治したアレルギー性疾患の再発を起こしやすいからです。
どうしても多量欲しい場合には、黒砂糖をご利用になると良いでしょう。
黒色部分には砂糖の解毒成分が含まれているからです。
T型アレルギーの一般的な治療法としては、
原因となるアレルゲンを特定するために、
まずアレルゲン検査を行い、特定できたら、
日常生活の中でそれをなるべく遠ざけ、その一方で、
少しずつアレルゲンに慣らしていく減感作療法を行います。
こうした原因療法を行う一方で、それぞれの症状を抑える対症療法も行います。
アトピー性皮膚炎や鼻炎には抗ヒスタミン剤や副腎皮質ホルモンの投与、
気管支喘息には気管支拡張剤の内服や吸入を行います。
漢方薬を利用する場合は、体力のあるアトピー性皮膚炎の人には
「柴胡清肝湯(サイコセイカントウ)」を、
体力のない人には「消風散(ショウフウサン)」がよく用いられ、
患部がジクジクした湿性の人には「治頭瘡一方(チズソウイッポウ)」が、
化膿の強い人には「十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)」が与えられます。
またアレルギー性の小児喘息には、「小柴胡湯(ショウサイコトウ)」と
「小青竜湯(ショウセイリュウトウ)」を合したものがよく利用されます。
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